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2018.03.11 Saizen
西武紳士服売り場で崩れ落ちた思い出がもう1年と半年も前になる。
SEVENが連れてきたSaizenが見ない内に随分と変わったかと思えば一片の逡巡もなく変わっておらず面白くて仕方なく、
そしてお互いに連絡を取っていなかった数年の空白がSEVENの計らいによって一瞬で溶解した気がして少しだけ安堵し、人目も顧みずダンヒルの前で崩れ落ちてしまった。
居酒屋で手羽先か何かを食べながら思い出話に花を咲かせ、変わっていないようでやっぱり少し大人びたSaizenとSEVENと、
「スピナーの結婚式出るのめっちゃ面白そうだよな。いつか呼べよ」
なんて話をしたりした。

そんなくだりをSEVENがブログに認めたちょうど1年後の2月、
「前菜結婚式」と銘打ったLINEグループに招待された。

面食らいすぎて当時何を思ったかよく覚えてないけれど、
「本当にやりやがったこいつら」と思ったのだけは鮮明に覚えている。

ーーー

静岡県三島に向かうべく、中継である東京に降り立った。
高校生の時は北陸から新幹線も通っておらず、山奥に向かうためにバスやら青春18きっぷやらを駆使して必死にたどり着いた往路である。
随分と楽になったもんだな…と思いつつそれでも遠いわボケとかそんな感じで行った気がする。

ひとまず品川でSilver(敬称略)と合流することにしてあった。
ここに来て音信が無くなってから数年は経つであろうペンスピナーと初対面である。ウケる。
四苦八苦して合流し、「…outsiderです。」なんてコテを名乗ったのである。本当にウケる。
社会人らしく今はどんな仕事をしているのか尋ねると自分と全く同じ業種であり、更にどっかーんとウケた。
業界トークが過ぎてその後合流したAyatoriを置き去りにしてしまった。
Ayatoriがノータイノータックインで登場したもんだから焦ったがちゃんとタイは持参してきていた。

三島へ向かうべく新幹線に乗り込む。
「あ、ここですね」と3列シートに並んで座ろうとすると、Silverが斜め後ろに座っていた男性から呼び止められた。
Crasherである。
あの、あのCrasherがなんかジュース飲みながら「これどうやって包むの?」と言いながらSaizenへのご祝儀を包んでいるのである。
なんなんだあんた。いい歳なんだから存在レベルでシュールに面白いのいい加減落ち着いてくれ。

車内でAyatoriのネクタイを結んだりしてると、あっという間にオフ会場である三島に着いた。
バスロータリーで「どのバスだ…?」って言ってる内に、kuzu、jako、Makinが順次合流した。あ、ちなみに全部敬称略だ。
くらさんやあやとりと「久しぶりー」なんてテンションで会話している中割って入り、「初めまして」と握手を求めるとだいたい全員が眉をひそめ、「…?えっと…どなたですか?」みたいなリアクションをした。ちなみにkuzuが一番顕著だった。
得体も知れない気恥ずかしさを感じながら「outsiderです」と続けると全員が「…!」みたいなリアクションをした。ゲノム兵か。
完全にオフ会である。引退してんだぞこっちは。初対面の挨拶といったら名刺渡してる社会人だぞ。

無事にそれっぽいバスへ乗り込み、会場へ向かった。
新郎新婦の友達の方々も一緒だったが、バスに乗り込むと後ろ半分がほぼスピナーで埋まった。

会場へ着くと、SEVENとReasonが受付で愛想を振りまいていた。外向きのツラだ。とりあえず写真を撮っておいたらSEVENの眉が引きつっていた。
受付を済ませると、時間まで待合ブースのような所で待つよう指示され、とりあえず腰を下ろした。
この時点でMakinと一緒にとりあえずビールを1杯飲んだ。何しろ初めての結婚式参列が静岡県三島で新郎は4回しか面識がなく周りはスピナーだらけでその半分が初対面である。訳がわからん。これが飲まずにいられるか。

そしてスピナーの面々がテーブルを囲み腰を下ろしたわけである。
ここの読者ともあろうものが、この先の展開を予想できない道理はないだろう。

「誰かペン持ってきた?」

それからはもうクルクルカランカランクルクルカランカランカランクルカランカランである。もうひたすらカランカランである。
一応断っておくが結婚式の控え室である。周りは老若男女および一般人だらけである。
気がつけばくらさんはiPhoneを恒例のアングル(左斜め後ろ頭の上ぐらいの高さただし頭部は映らないように)から構えている始末である。
薄々わかっておきながらやはりとんでもない所に来てしまったのだと実感した。

お前は回したのかって?
回したさ。だって回さないと失礼だろ。

「ちょっとこっち来て回してレジェンド」などと言われて席に着かせられると、「CV作るから」という恐怖の文句まで刺された挙句iPhoneのカメラ下でペンを回した。いっそこのまま手元のSEVENペンを腹に突き立てて死んでやろうかと思った。
お前ら3年前に俺が書いた何とも情緒溢れた引退記事覚えてるか?そうだこの下の記事だ。懐かしいよな。
こちとらあれ以来改造ペンに触れてすらないのだ。現役時代とは言わんがせめて3年前の技術に戻って欲しい所が、行き過ぎてもう完全に10年前の技術まで指先が退化してしまっていた。リシャーボできる?俺はできない。

少し端折る。SEVENのレポで補完してくれ。

式の様子はまさにSEVENのレポ通りである。何しろ新婦が美人で芸能人みたいだった。
カッチコチのさんちゃんと並んでるのを見てやっぱり笑ってしまったけれど、そこには当人同士にしかわからない長年連れ添った絆が健在するのだと思うし、そもそも新郎にも4回しか会ってない俺が偉そうなことを言える立場ではなかった。とりあえず幸せになればいい。
拍手をしながら、時折新郎入場から誓いの言葉まで吹き出しまくり笑いまくりのSEVENの膝を叩いていたら終わった。

その後は外庭でフラワーシャワータイムである。
「人前式っていわゆるブロックチェーンだよね」と言いながら花を投げるくらさんに「何言ってんすか」と横槍を入れながら新婦に花を投げた。
花を結構な勢いで投げつけた後、順番に記念撮影をする。

繰り返すようであるが、ペンスピナー勢である。
「…これ撮る時みんなペン持つの?」と誰かが言うと、急いでSilverが持参したペンを配りだした。
破天荒ぶりに皆一様にテンションを上げる中、両家のご家族やその他親交の方々の写真撮影を前に、
「…いや、これふざけていいとこじゃないよね」と消沈する面々。GJHと違って芯のない連中である。
そんな中スピナーの順番が来て全員がキョドキョドしく新郎新婦を囲むと、さんちゃんが「持っていいよ」とか何とか言った気がする。ぶっ飛んでいる新郎のGOサインが出たのだ。ここで全員腹を括ってペンを構え、無事に撮影した。恥ずかしい。

やんややんや騒ぎながら戻り、いよいよ披露宴。
座るや否や目に入ってくるのはコテ名入りの名札でもう皆してテンションぶち上げ状態。
もう至る所至る所で非日常である。もう皆ハシャぎまくり。大の大人が皆して文字通りハシャいでいた。
折角なので対面のjako、kuzuなんかと喋ろうと思ったが円卓が広すぎて上手く聞こえなかった。

乾杯後の流れはsevenの日記通りである。
嫁さんにコテ特定されて爆笑したり、新郎紹介アナウンスでどっかーんとウケたり、生い立ちムービーがプロだったり。
まあ何とも変態的なクオリティの披露宴だったよ。

無事に式次第も全て終わり、帰路へ着くバスの中。
どこかで飲み直す予定だったが、もう式場に辿り着くまでのあまりの暑さにスーツを汗でビショビショにした一行から
「温泉行こう」
の言葉が出るのは必然だったように思う。多分くらさんだ。
皆の帰路に影響が出ない事を確認し、目的地を熱海に設定し直した。電車に揺られ、熱海駅に降り立ってから目的地の温泉までゾロゾロ歩く黒服達。
そんなスピナー達を最後尾から眺めながら、silverと車の話や、飽きもせずお互いの仕事の話をしたりした。時系列がどこだったか忘れたが、名刺を持参しているスピナーとは名刺も交換した。
年端もいかない学生がMSNメッセンジャーで繋がっていた頃から、実名の名刺を介してeightで繋がる時代の変遷よ。

くらさんの知ってる温泉に着いた後、各位がビショビショにしたスーツを脱ぎ捨て、思い思いに風呂に浸かる。結構みなさん長風呂でしたね。
風呂から上がった後、汗でビショビショになったワイシャツ類をエアコンにかざして僅かでも乾かそうとするスピナー達を尻目に「着替えありますんで」とドヤ顔のsilver。
「グレーのエアリズムで駅まで歩くべきか…いやしかし…」とsevenがブツブツ言ってたが、最後は観念したようにスーツ着てた。

帰りの電車まで時間も空いてしまい、ひとまず一服したい一行。
そんな一行が見つけたのは15畳ぐらいはあろうかという畳の休憩室である。なんと、なんとこれが無人の貸切。これがどんなに最高の展開かわかるな?最高なんだよ。sevenのレポでは書くの疲れたのか端折られてたがな。

最初はテレビ点けたりスマホいじったり、思い思いに過ごしていた各位も、やっぱりどこまでいってもペンスピナーである。
10分も経とうもんなら、誰かが広げたペンを手に円陣組んでひたすらクルクルクルクルクルクルですわ。畳を傷つけないように胡座の前に座布団なんか敷いたりしてな。
もう完全にオフ会だよ。それも相当アナログなオフ会。

僕はといえばその円陣には加わらずくらさんと仮想通貨について喋っているだけだったが、傍目に見ながら何だか感慨深い気持ちになっていた。
もう皆、少なくとも自分の周りのコミュニティでは「オフ会」や「ペン回し」みたいなワードは死語になりつつあるし、膝を付き合わせてペンを回す記憶なんか追憶の彼方になってしまった。
みんな社会人だし、もう「学生」と「スピナー」の共通項で括られるコミュニティではないのだ。

それが一旦こうやって邂逅してみれば、皆ひたすらにペンを回すし、お互いのトリックの話に花を咲かせるし、改造ペンを交換する。
式場の控え室であまりにも指が麻痺してたからリハビリしようとペンを持てば、riasonやmakinみたいなトップスピナーが無邪気に周りにたかるし。
うまく言えないがもの凄く新鮮でノスタルジーな時間だったわけだよ。
本当に楽しかった。

その後は時間差でタクシーを拾って駅まで戻る事になったので、みんなと握手をして別れた。
最後に握手したmakinの手汗がやばかった。

電車の待ち時間が結構あったので結果的に駅でみんなとまた再会してしまったのはご愛嬌。

---

北陸の自宅に戻った後、文字通りの押入から改造ペン(ayatoriペン)を引っ張り出してきて、少しペン回しをした。
別にCVに出ようとか、リハビリをしようとか思い立ったわけでもない。
さんちゃんや皆と短い時間を過ごして、「ただ回していた」あの頃のスピナーとしての感覚が思い起こされたというか、そんな感じだった。

さんちゃんとは、元はブログで繋がった縁だったかな。
何だかんだ仲良くなった後、msnメッセで話していた時の深夜テンションで敢行した山奥オフが初対面だった。
犬と虫と散歩して火を起こして肉を焼いて酒を飲んで歌を歌うという、今思えば原住民でしかないオフだったが、あそこまで強烈な非日常を感じる事は後にも先にも無いだろうと思う。
さんちゃんの家を出る時に強烈な寂しさを感じたことも、
それに対して「住民票取ってここにいなよ」と言ったさんちゃんの言葉も、
どれもはっきりと覚えている。

今思えば、この2泊3日が人生のターニングポイントの1つになった。
山奥オフも、この後に2回、3回と続くことになるわけだけど、そのどれもが後に色々な縁を繋いでいる。
本当に不思議なもので、そんなターニングポイントの中にはいつもさんちゃんがいた。

今回の結婚式もその例に漏れず、得がたい経験をたくさんさせてもらった。
ここからまた新しい縁も紡がれるんだろう。

このカリスマ(変態)には本当に、畏敬と感謝の念しかない。



私事が過ぎましたが、おめでとうございました。
これから色々な苦難もあるかと思いますが…と書きつつ、
さんちゃんに限って幸せにならない絵がどう頑張ってもイメージできないので、
またいつもの調子で飄々と幸せであり続けるんだろうなと思う。
全く心配していない。

世界のどこかで、ご家族みんなで生きていってください。
いつまで経ってもその背を追う後輩として、心から願っています。

当人からは「縁が切れそう」とか血も涙もない事も言われてますが、
こっちはそんなこと毛程も思った事がないし、こんなクソ面白い縁を手放す気もさらさらありません。
そっちがその気なら木工用ボンドに結婚祝いを添えて補強しに行くつもりなので努努忘るるなかれ。
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SPSL'8thについて。

4月、7年だかそれぐらい続いたSPSL'projectが8thにおいて完結しました。
最終作という事も相まってか、Twitterは凄い盛り上がり方でしたね。

僕は編集側&Ayatoriやoutsiderという古参が出るのを知っていた側なので、皆さん程の感動は当然感じられなかったのですが。
それでもやはり皆さんの反応を観ていると、長くに渡って側で見てきたSPSLが終わるというのは感慨深いものがあります。

オファーを受けたのがちょうど1年前ぐらいになりますか。いや、もっと前ですね。
普段連絡してこないクソハサミから突然メールが来て、久々にログインしたskypeで出演依頼をもらいました。

1つ前の記事でも書いたように、この頃はペン回し界の盛り上がり方に感化され、Ayatoriとラジオなんかもやってたりした時期でして。
現役時代、ちょっとでも応援してくれた方々に何か動画でも撮りたいなぁと珍しく思い、Ayatoriと「タッグビデオでも作るか~ww」とか言ってたんですね。

その最中、見計らったかのように鋏から出演依頼が来たので、二つ返事で了解しました。
誘った鋏本人が死ぬほど驚いてましたけどね。
思えば僕が二つ返事で了解することって現役時代まで遡ってどのCVに関しても1つもなかったはずなので、まぁ当然っちゃ当然なんですが。

それからはしばらくリハビリをして、かなり苦しみながら動画を撮りました。
提出動画自体はカメラ回して3時間程度で撮れたものなんですが、その後もしばらくカメラ回し続けました。
現役時代から撮影嫌いでしたけど、数年ぶりに懐かしい感情が戻ってきましたね。

そんなこんなで提出した動画はあの通りです。
例によって始動はカットされているので、フルverはようつべかどっかでどうぞ。
微力ながら一応、僕の好きなエッセンスが好き放題色々と詰まっている動画なので、皆さんに何か少しでも感じて頂けるとありがたいです。


そういえば今回は編集面でもアドバイザーとして参加を。
また軽いノリで仮組見せられた後、なあなあと公開直前まで口を出し続けました。
SPSL'projectのアドバイザーはSPSL'6th、SpinningParty3と努めましたが、鋏の仮組にボロクソ言うのもこれが最後になりますね。

本当に公開直前まで切羽詰まっていたので、裏ではギャーギャー言いながら、延期もしながら、無事に公開にこぎつけたわけですけれど。
公開してみれば本当にたくさんの反響があって、あー鋏ってすげえ編集者になったんだなーと不思議な気持ちでした。
3rd前には「うへへoutsider様どうか一つグッヘッヘ」って揉み手で近づいてきた奴だったのにここまで大成するとは。
5thの頃には「うるせえ‼出よう‼(ドンッ」って感じだったのに。

そんなSPSL'8thのテーマ曲は「Last player」。
the last playerを世に広めた立役者として、lastに相応しい粋な計らいです。
編集者としての晩節、スピナーとしての晩節。鋏の色々な「最後」を連想させるタイトルでした。


さて、これが本題ですが。
本作SPSL'8thが、僕の正式な引退作になります。

これはオファーをもらった時点から決めていたことで、鋏にも話してないんですけれど。
1つ前の記事では引退した体で色々と書いていますが、やはりスピナーとして、引退という節目は中々思うところがあるもので。
引退した体でいつつも、きちんと引退作を決めて離れたわけではなく、フェードアウトという形で離れたペン回しには多少未練があったようです。
思えば、「引退した」というのは一度も明言していないんですよ。

オファーを受けた理由は前述の通りですが、それに加えてこのような引退作を求めた背景があり。
長年縁のあった鋏が、このタイミングでSPSLを完結させるといった縁もあり。
SPSLの完成に微力ながら助力し、応援してくれた人達に何か恩返しができるならと、今一度ペンを取って、置く事を決めました。

SPSL'projectのthe last playerとして、スピナーとしてのthe last playerとして。
本作をもって、outsiderは最後です。


思えば、本当にマジでびっくりするぐらい思い残す箏がありません。
RYO達とEvolvingSpinnersを立ち上げ、JapEnにも出演して、SPSLのトリまで務めて、納得して後世に残せるFSも組めました。
碧空というコテを持ってからたくさんの出会いがあり、少数ながら今でも親交の深い友達ができました。
何より、動画を見てくれた人達から本当にたくさんの反響をいただきました。
「outsiderを愛でるスレ」なんてものも立てられました。
SEVENの背中にも腰掛けました。

心の底から自分にはもったいないと思うぐらい、申し分のないキャリアです。
SPSL'8thという有終の美を用意してくれたScissor's、
わざわざoutsider仕様のあやとりペンを提供してくれたAyatori、
そして今の今まで応援して下さった方々には、重ね重ね改めてお礼を申し上げます。
本当に今まで、ありがとうございました。


たかだか一介のスピナーには大層大袈裟な表現ですが、スピナーとしてのケジメと、このブログ共々ご愛顧して下さった方々への感謝の気持ちを綴りたく、古巣に戻ってきました。
引退していたようなものなのでこれから何か変わるわけでもなく何にも変わりませんが、「元」スピナーになっても、これからもどうぞよろしくお願いします。
皆さんのご活躍を、これからも生暖かく見守らせていただきたいと思います。


2013年も終わりを告げ、新しい年が始まります。
ペン回しという一つの小さな趣味が、皆にとっての誇りであり続けますように。



outsider

2013.12.31 Another last player
こんちは。
2011年って1回も記事書いてなかったんですね僕。

最近、ayatori君とたまにラジオをさせて頂いてます。
前回のラジオでゆるゆると喋ってる最中、「そういえばこれ言ってなかったな」って事があったので、今回はそれを書き留めておこうと思います。

引退について。

「引退したのは2009年の頭ぐらいだったかな~www」とか思いながら過去記事を漁ってみると「もう動画撮る気ない」って言ってたのは2007年の末でした。我ながら短命すぎる。
まぁその後も無理矢理招待されたCVに関してはずるずると出続けたわけですが、それもSPSL6ぐらい辺りまで。
そこからはポッキリ姿を消しました。

2007、8年からフェードアウトしていった形ではありますが、ここでポッキリと姿を消した背景には理由があります。
引退の背景は色々あって、それらが全部作用した上で引退することにしたんですけどね。

一番の原因は「病気」です。

皆さんaquagenic wrinkling of the palms、略してAWPってご存知ですか?スナイパーじゃないですよ。
普段、お風呂に長い時間浸かっていると手の皮がシワシワになりますよね。
平たく言うとあの作用が急激に顕著になる皮膚の病気です。
僕はこれに2008年頃から感染して、今も完治していません。

ペン回しは元々、非常に繊細な競技です。
スピナーの方々なら、インサートの有無やペンのロットによる微妙な重心バランスの違いなんかは体感したことがあるんじゃないでしょうか。数値にすれば非常に微々たるものでも、感覚では歴然たる差が出るぐらい繊細なものだと思ってます。軽ペンなら尚更の事。
その感覚が、このAWPによってほんの少し狂いました。
引退はこれがきっかけです。

元々あの頃は自身もほぼ動画を撮る気も無く(前からですが)、「世代交代」なんかについてもたまに議論されてた頃でもありました。「引退宣言」が結構敏感に受け止められてた時代でもありますね。
そんな時にAWPの症状が酷くなってきて指先の微妙な感覚が狂い始めた際、
「ああ潮時だな」
と感じて後腐れがないようにポッキリとペン回し自体から離れた、というのが詳しい背景です。

どんな感覚かというと、ペン回してて気持ち悪いんですよね。
本来RSVPに感じてた重量感なんかが感じられなくて、ずっと指先がふわふわしてるような感じ。今までの皮膚の感覚の上に1枚ごく薄いフィルターを噛ませたような気持ち悪い感じ。
重いペンが合わず、消去法でVPを好んで回してた僕からすると結構これが致命的でした。
2013年現在、他人の目から見て遜色ないように見えたとしても、僕の感覚ではハッキリと違いがわかります。
現役時代に感じていたVPの感触とは、完全に異なるものになってしまっています。

今でこそ片手間にボーっと手癖だけで回したりはしてますが、引退してからは2年近い期間ペンを全く回さずに過ごしてました。
振り返ってみてちょっと自分でもびっくりです。


今でも、たまに「復帰しないんですか」という旨のお言葉を頂くことがあります。
たとえお世辞でも、正直かなり嬉しいです。やっててよかったなあ、と思います。

何をもって「復帰」とするかはわかりませんが、僕の考えにおいて復帰することはまず無いです。
たまにファンの方々に対してのお礼として何かのきっかけに動画を出す事はあっても、それは僕は復帰とは呼びません。
コンスタントにCVに出れない、動画が取れない、なんかが現実的な理由ですが、何より視聴者に対するスタンスを昔のレベルまで戻す事がまず現状の環境では不可能です。
それを言ったら僕は2009年より随分前から引退してる事になるんですが、それは勘弁してください。

2012.08.04 シルエット
----2010年11月----

お久しぶりでございます。
「濃い時間過ごしてるなぁ」とか思ってるといつの間にかこんなに更新が開いてました。
まぁもうTwitter全盛期なので、Blogは各人の物置って感じになってますが。



本日は簡単に、僕のFSに対する個人的見解のお話です。前回のようなCV論と違い、あくまで個人的な話になります。
題して、「FSのシルエット」とでも。少し抽象的はお話かもしれません。
自分のFSをより魅力的に見せる為の一つの要素として思ってもらえればいいかと思います。

ペンスピナーとしての活動は現在は殆ど行っていませんが、たまにyoutubeでCVを見ることはあります。
ボーっと楽しむ程度に見ているのですが、以前のように一つ一つのトリックやコンボはそこまで注意して見ていません。
そうして見ている内に、今回の「シルエット」という点が気になってくるようになり、わざとズレた見方などをしてみることなどがありました。
例を挙げると、動画の右上の方の何も無いような所にピントを合わせ、「FSの軌跡だけを見る」といったようなもの。

シルエットは、FSにおいては軌跡と言い換えたほうがわかりやすいかもしれません。
ペンを回し、カメラで撮影している以上、回すと残像が生まれます。環境によって形は様々ですが、必ず残像は生まれ、そこには軌跡が生まれます。時には円のような軌道を描いたり、あるいは蝶のような軌道を描いたりします。
今回は、その「軌跡の形、流れ」について注目してFSを見てみました。
今まで様々なCVがリリースされてきて、そこでも勿論「良いFS」として評価を受けてきたFSがたくさんありますが、そういったFSはこの「軌跡」、僕はFS全体の軌跡や流れを指すニュアンスでシルエットとか何とか言ってますが、これが綺麗であり、かつ「わかりやすい」ものが多いと思います。

少し抽象論になります。
FSには様々な評価の仕方があり、「競技的」、「芸術的」といった言葉で括られてきましたが、僕個人としては、「展開」を読み取れるようなFSが広く魅力的であり、見ごたえのあるものになりやすいと思います。上記の例では、多分「芸術的」なFSに分類される見方です。

----ここから2012年8月----

後は自分で考えろ


お久しぶりでございます。皆元気にしてますか?ペン回してますか?カージオイドの事忘れてませんか?
将来に不安を抱えるテンプレ学生やりながら暑い夏を過ごしてるoutsiderですよ。
上のは2年前の下書きが放置されっぱなしで可哀想なんでとりあえず陽の目を見させてあげただけです。

暇なので更新してやろうかな、みたいな気分で久々に古巣に戻ってきてます。
たまにはoutsiderとして何かしないと寂しいんですよ。

ありがたいことに、今でもスピナーの方から時々twitterなどで交流を頂くんですよね。
CVなどに出なくなって随分と長い年月が経ちましたが、自分の残した作品が後の世代の人に少しでも影響を与えていてくれることは素直に嬉しいんです。僕はそんなに熱心な活動家ではなかったですけど、それでもやっててよかったなぁ、と。
皆ありがとう。

で、そんな人らの為にはもうちょっと言うことがあるとすれば何かなーとボーっと考えてたんですけど。
ぶっちゃけこの技術スーパーインフレの時代にことFSに関して口を挟む事なんて殆ど無いですね。

というわけで自慢して終わります。

なんか4年前ぐらいに「自分のFSで好きなやつベスト3」みたいな記事書いたんですよ。
1位がsazect.s.dのやつで、2位がspsl4で、3位がes紅白の、みたいな。
あれはずっと変わってないんですよね。あぁでもspsl6のも面白かったな…まぁいいや…
僕の中ではsazect.s.dが一番なんです。これが重要なんです。

つまるところ、僕から何か温故知新したいと思う人はあのFSを見ればいいと思う。んでもって「良い所」を探せばいいと思う。
僕が何故このFSが一番好きかというと、見れば見るほどその「良い所」が沢山出てきたからなんです。


それだけだ!自慢だ!
「良いなぁ」と曖昧な感想を持つだけじゃなく、その「良い」と思った理由を徹底的に探し、明確に言語化して吸収する!
そんな事を繰り返してればより良い進化ができると思うよ!
僕は現役時代そんな事1つもやってないけど


これだけ書きに来ました。
それでは。
いつの日かスポンサーサイトの広告を消しに来るその時にまたここで逢いましょッ

寒いです。何ですかこれ。いい加減ダウンジャケット着るの嫌なんですけど。おいィ?
…とか何とか愚痴をこぼしつつ、新しい環境で何とか生き延びておりますoutsiderです。皆さんお元気ですか。


ブログっていうサービスも、つい最近まではとても安定したサービスだなと思っておりましたが、やはり時代は流れるものですね、今ではすっかりTwitterなるものが主流になってきてます。僕も使ってます。
ぐだぐだとブログを延命させないでいっそすっぱり消しちゃった方がいい気もするのですが、やっぱりこれだけ長く(超不定期ですが)続いていると愛着もできちゃってまして、ずるずるとどうしようかなーと思っている次第です。

4月も下旬に差し掛かる頃ですね。僕も例に漏れず大学に進学して、一人暮らしという新しい環境に必死についていってます。
今の所は順調に進んでいますが、なにぶんかなーり忙しい大学なので、これからどうなるかやや心配です。

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敬愛するなな大臣のブログ、僕がまだ高校に入りたての頃に大臣が同じように新環境のエピソードを書いておられた頃に机周りをアップされてたのをやたらと見てまして、いつかは僕もやりたいなぁと思っていたので少し撮ってみました。ついったーから転載。
携帯の設定を少し変えると何かすごく良い感じに撮れたんですけど、実際こんな雰囲気出てないです。
間接照明が大好きなのでアームライトの電球を変えて、部屋のシーリングも使わずにニトリで買ってきた安いトップライトを部屋の隅に置いて使ってます。和室をリフォームした部屋なので何だか変な感じもしますが、今んとこ満足です。
マウスパッドとかやたらゲーマー臭いですけど、大してやってません。


一人暮らしを始めると、やっぱり色々な事に気付かされますね。
こういう経験は必ず自分のステータスになると思うので、堕落せずに色々と学んでいきたいと思ってます。
GWは帰省する予定なので、また家族の顔を見るのが楽しみです。

それでは、今日の生存報告はこの辺で。
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